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「3割できたらやる」が、ドラクエから学んだ仕事術

ドラクエのプレイスタイルは、仕事の進め方に表れる。準備してから挑む人が「3割できたらやる」に切り替えるとどうなるか、という動画から考えたことです。

先日、ドラゴンクエストの遊び方で、その人の性格やキャリアが分かる、という切り口の動画(限界突破ライフハックさんの動画)の内容を知る機会がありました。ゲームの話のようで、仕事の進め方そのものの話だったので、印象に残った部分をまとめておきます。

準備してから挑む人と、死んでもやり直す人

動画では、2人のプレイスタイルが対照的でした。一人は、ボス戦で絶対に負けたくないので、推奨レベルよりかなり上まで鍛えてから進む、「硬い」タイプ。もう一人は、寄り道せずに目的に向かって進み、ガンガン死んでも、すぐやり直すタイプです。そして、その違いは、そのまま働き方にも表れていました。ワンミスもしないサラリーマン的な進め方と、失敗したらすぐ次の事業を始める起業家的な進め方、というわけです。

「8割できたらやる」から「3割できたらやる」へ

一番刺さったのが、準備型の人が、「進んでいる方が経験値の効率がいい」ことに、40歳でようやく気づいた、という話です。大物との付き合いも、「自分はまだその器ではない」と思って、準備してから関わろうとしていたけれど、実際には成り行きで会うことになっても、なんとかなった。「最初から行けばよかった」と気づいたそうです。

参考になるのが、専門外のAIをテーマに、年間200回も講演している大学の先生の例です。3割分かった時点でやると決めて始めたら、できるようになっていった。それまで「8割できたらやろう」だった人が、「3割で行かなきゃだめだ」と考え直した、という話でした。「案ずるより産むが易し」ということわざの、現代版だと思います。以前書いた「100%は無理でも、30%なら真似できる」にも、つながる話です。依頼を受けてしまえば、短期間で詰め込んで、そこそこの水準まで到達できる。締切という強制力が、自分の限界を超えさせてくれることもあります。

万能の人はいない。パーティーで考える

パーティー編成の話も、ビジネスに通じます。HPの高い人を前に置き、補助役を後ろに置く。役割分担は、仕事でもサッカーでも同じ。そこから学べるのは、「万能の人はいない」という前提で、強みを生かし合うことです。以前書いた「会社を壊すのは『能力の低い人』ではない」の話にも、つながります。

制約があるからこそ、創造性が生まれる

最後に、ファミコン時代の容量制約が、かえって創造性を生んだ、という話もありました。限られたリソースのなかで、工夫して作るからこそ、面白いものが生まれる。容量とゲームの面白さは、比例しない。時間も、予算も、人手も限られる会社経営にも、通じる話です。

ちなみに、「村人の話をちゃんと聞かないと、イベントが進まず詰む」という「あるある」は、仕事でも同じです。顧客の話を聞かないと、本当に詰みます。現実では、「話しかける」コマンドを、毎回忘れずに押したいところです。

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