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孫さんの話は「孫の代」のことではなかった

SoftBank World 2026での孫正義さんの講演を見て、子どもの頃に読んだSFの世界が近づいてくる興奮を覚えました。

SoftBank World 2026での孫正義さんの特別講演を見ました。正直、興奮しています。

異次元すぎて、笑ってしまう数字

15年後の2040年には、AI(スーパーインテリジェンス)が世界のGDPの約20%、金額にして約7,000兆円規模の巨大産業になる。2040年には3TW(テラワット)のデータセンターが必要になり、年間5兆ドル(約800兆円)規模の投資が毎年続いていく。エネルギー問題は、いずれクリーンで安全な「フュージョン(核融合)」が主役になる。そんな話をされていました。

時期の前後はあるにしても、スケール感自体は、おそらくそう外れていないのだろうと思います。それにしても、これほどの規模で未来を語れる人は、他になかなかいません。

普段、自分たちが扱っている案件の規模とは、あまりに桁が違いすぎて、笑ってしまうレベルです。それでも、笑って終わらせられないのは、この手の話が過去にも大体その通りになってきたのを、何度も見てきているからだと思います。

調べてみると、単位の接頭語もどんどん更新されていました。ペタ(10の15乗)、エクサ(10の18乗)、ゼッタ(10の21乗)、ヨッタ(10の24乗)、ロナ(10の27乗)、クエッタ(10の30乗)。ヨッタより上の2つは、2022年に正式に追加されたばかりだそうです。日常会話で「クエッタ」なんて単位を使う日が来るとは、さすがに想像していませんでした。

SFが現実になる瞬間

「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」というアーサー・C・クラークの言葉がありますが、まさにそんな感覚です。子どもの頃に読んだSFの中の世界観が、いよいよ現実になろうとしている。

自分自身は、こういう桁違いのスケールで戦う立場にはいません。その意味では、どこか他人事のような話でもあります。それでも、あの頃夢中で読んでいた本の世界に、少し近づいている気がして、怖いというより、童心に返るような感覚がありました。

それでも、興奮した

大きな数字の話を聞いて、自分にできることが急に増えるわけではありません。明日からやることも、たぶん今日までとそう変わりません。それでも、これだけ大きな絵を見せてもらえると、単純に興奮します。

大きな景色を見せてもらった後は、目の前の小さな仕事にも、少しだけ丁寧に向き合いたくなるものです。今日は、それだけで十分だったと思っています。

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