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しってる、できる、と、やってるの間の圧倒的なる境界

成功に魔法はありません。「知っている」「できる」「やっている」の間にある境界について、田中修治さんの動画から考えました。

眼鏡チェーンOWNDAYSの田中修治さんのプレゼン動画を見て、なるほどと思ったことがあります。「知っている」「できる」「やっている」の間には、圧倒的な境界があるという話です。

知っていることは、実はたくさんある

「どうすれば業績が良くなるか」「どうすれば健康になるか」「どうすれば目標を達成できるか」。こうしたノウハウは、世の中にすでにあふれています。「階段を使えば運動になる」「早寝早起きは体にいい」ということも、たいていの人はすでに知っています。

特別な才能がなくても、できることばかり

そして、その方法のほとんどは、特別な才能やMBAの知識がなくても、普通の人が実践しようと思えば実際にできることばかりです。難解なスキルではなく、誰でも明日から始められるレベルの内容だということです。

ほとんどの人が、ここで脱落する

問題は「やっている」かどうかです。知っていて、やろうと思えばできるのに、大半の人はただやらない。実行しない、続けられない。田中さんの言う成功の秘訣は、裏技のようなものではなく、「知っていて、自分にもできることを、当たり前にやり続けること」の徹底にあるのだと思います。アリストテレスは「人は繰り返し行うことの集積である。優れているということは、単発の行為ではなく習慣なのだ」という言葉を残したそうですが、まさにこの話と重なります。

魔法のような成功法はありません。努力とは、できることをやり続けることであり、当たり前のことをちゃんとやり続けることです。やった方がいいと分かっていることを、分かっていながら愚直にやり続けられる人が、実はどれほど少ないか。チャンスは、案外そこに転がっているような気がしています。

幹部研修で一蹴された提案

前職の幹部研修で、「会社の業績を上げる方法を考えろ」というお題が出たことがありました。そのとき自分は、「プロジェクトが終わると同時に、未解決の課題を見つけて次の提案につなげる。プロジェクトに携わったエンジニアなら、それができるはずだ」という趣旨のことを発言しました。

返ってきたのは、「そんなもん現場の細かい話やろ」という一言でした。

今になって思うと、あのときの経営幹部は、もっと大きな「魔法」のような一手を求めていたのだと思います。実際にやれば効果が出る、地に足のついた話は、些末なことのように扱われてしまう。皮肉なことに、この記事で書いていることそのものが、まさにあの瞬間の話だったわけです。魔法なんて、結局は自分で考えるしかないのに。

アイキューヴでも、結局は同じ

小さく始めること、先につくって見せること、課題を見つけて提案すること。これまでこのブログで書いてきたことも、突き詰めれば特別なノウハウではなく、知っていて、できることを、やり続けられるかどうかの話に行き着く気がしています。

正直に言うと、ジムの会費を払い続けているのに、いつの間にか幽霊会員と化している人の多さを見れば、この境界がどれほど高いか、よく分かります。もちろん、自分にもかなり心当たりがあります。

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