← まえかわの、あたまのなか。

喋らないエンジニアが向かいに座る会社は危険です

営業担当としか話せない開発会社は要注意です。成果物の精度を決めるのは、エンジニアとの対話の深さだという話です。

開発会社と付き合うとき、営業担当だけが打ち合わせに来る会社には、正直、警戒した方がいいと思っています。

精度を決めるのは、対話の深さ

結局のところ、成果物の精度に直結するのは、対話の深さです。営業担当とだけ話していても、物事はそれほど深く掘り下がりません。そもそも、裏でどんなエンジニアが実際に作業しているのか、気にならないでしょうか。知らない人が作っているのは、少し不安ではないでしょうか。エンジニアの人柄も、意図を本当に汲み取ってもらえているかも、気になって当然だと思います。

コミュニケーションが極端に苦手な人も、正直いる

業界の内情を暴露するつもりはありませんが、驚くほどコミュニケーションのスペックが低い人がいるのも事実です。私が若かった頃は、言葉を選ばずに言えば、人と話すのが極端に苦手な人の宝庫でした。うまく喋れない、人と接するのが嫌で、パソコンだけが友達のような人も実際にいました。

そういう人に、大事な仕事を任せられるでしょうか。正直、不安しかないと思います。

そもそも、なぜ隠したがるのか

営業担当しか出してこない会社にも、事情はあります。多重下請けの体制で、実際の作業者が誰なのか会社自身も把握しきれていない。あるいは、技術力に自信がなく、口の上手い営業担当の説明力だけで契約を取ろうとしている。理由はどうであれ、お客様にとって都合のいい話ではありません。

見極め方はシンプルです。「打ち合わせに、実際に作業するエンジニアも同席してもらえますか」と一度聞いてみてください。二つ返事で応じる会社と、なんだかんだ理由をつけて渋る会社とでは、その時点でかなりのことが分かります。

相手が小さな会社なら、話はもっと簡単です。社長を打ち合わせに呼びつけてしまえばいい。規模の小さな会社ほど、社長自身が現場に近く、技術的な話にも直接答えられることが多いからです。逆に、社長すら出そうとしない小さな会社は、それはそれで怪しいと思っていいかもしれません。

黙りこくっているなら、担当替えを

打ち合わせの場で、喋りをすべて営業任せにして、向かいの席で黙りこくっているエンジニアがいたら、少なくとも担当替えを依頼してください。それが叶わないなら、付き合う会社そのものを替えた方がいいと思います。

ちなみに、うちの場合、社長を呼びつけたら実際に出てくるのは私です。それが安心材料になっていれば幸いです。

← 記事一覧へ戻る