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AIが変えても変わらない8割の話

AIが導入されても、大多数の働き方は変わらない。友人と交わした、身も蓋もないパレートの法則の話です。

先日、昔からの友人と久しぶりに会いました。友人は今は個人で事業を営んでいますが、以前は誰もが知る大手企業に勤めていました。

そんな友人と、AIの台頭による働き方の変化について話をしました。友人いわく、AIの導入は徐々に浸透し始めているものの、サラリーパーソンの働き方に大きな変化は感じない、とのことでした。

大多数は、そもそも「働いているフリ」に必死

理由を聞くと、そもそも大多数のサラリーパーソンは、普段から仕事をしているフリのアピールに必死なのであって、本当に成果を求めて取り組んでいる人はごく少数だ、というのです。まさにパレートの法則そのものだと。

パレートの法則とは、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが唱えた「全体の成果の8割は、2割の要因から生まれる」という経験則です。組織の中でも、実際に成果を生んでいるのはごく一部の人間で、残りの大多数は、その周辺で忙しそうに動いているだけ、ということはよくあります。

自分がサラリーマンだった頃を思い出しても、定時を過ぎても帰らず、とりあえずパソコンの前に座り続けている人が一定数いました。何をしているのか聞いても、はっきりした答えは返ってきません。おそらく「頑張っている自分」を周囲に見せること自体が、いつの間にか目的になっていたのだと思います。

AIが導入されたとしても、「フリのアピール」に費やす時間そのものは変わらない。結局、大多数の人にとっては関係のない話なんだ、というのが友人の見立てでした。

だからこそ、見た目より中身を見たい

だからこそ、人を評価するときは、忙しそうに見えるかどうかより、実際に何を生み出したかを見るようにしたいと思っています。会議の多さや、返信の速さ、席にいる時間の長さだけでは、本当の成果は測れません。

身も蓋もないが、たしかに

なんとも身も蓋もない話です。それでも、自分のサラリーマン時代を振り返ってみても、言われてみればそんな気がしてくるから困ります。

ちなみに、自分がどちらの2割・8割に入るのか友人に聞いてみたところ、黙って目をそらされました。

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