いま、情報を発信する場所はたくさんあります。短い文章ならSNSで十分ですし、動画や音声という方法もあります。
そんな時代に、なぜ、いまさらブログなのか。自分でも少し考えてみました。
「ブログはオワコン」と言われ始めてから、もう十年以上は経っている気がします。それでもこうして書いているあたり、案外しぶといのかもしれません。
スタッフに書いてもらっていた頃
実はずいぶん前、スタッフに技術ブログを書いてもらっていた時期がありました。タイミングは忘れましたが、いつからか更新が止まってしまいました。
おそらく本人としては、特に書きたいことがあったわけではなく、会社のためにと思って書いてくれていたのだと思います。語りたいことがないのに語れと求めるのは、ある意味では酷な話です。
語らざる者、見つけられず
それでも、これからは「語らない者は見つけてもらえない」時代に入ってしまったとも感じています。目立たない人間は、そもそも誰の目にも記憶にも留まりません。察してもらうのを待っているだけで生き残れるような牧歌的な時代ではありません。
幸い、自分には世の中に向けて言いたいことが山ほどあり、頭の中は日々ぐるぐると動いています。ある意味では、ようやく自分の時代が来たとも言えるかもしれません。今回このブログを書く気になったのは、そんな事情もあります。
仕事の背景まで伝えたい
会社のホームページには、サービスの内容や実績を、分かりやすく簡潔に載せる必要があります。ただ、短く整えれば整えるほど、その仕事を始めた理由や、判断するときに大切にしていることはこぼれていきます。
機能や価格だけでは伝わらない部分を、自分の言葉で残しておける場所があってもよいのではないかと思いました。整えられた言葉の裏側にある、迷ったことや、選ばなかった選択肢についても、いつか書いてみたいと思っています。
答えより、考え方を残す
技術は変わります。少し前まで正解だった方法が、いまはそうではないこともあります。
ここで書きたいのは、いつまでも変わらない正解ではありません。その時々に何を見て、どう考え、なぜそう判断したのか。結論だけでなく、そこへ至るまでの道筋です。
数年後に読み返したとき、考え方そのものが古くなっていることもあるかもしれません。それならそれで構わないと思っています。むしろ、そのときどきの判断の跡が残っていることに意味があると考えています。
誰かが相談する前の材料に
アイキューヴへ相談しようか迷っている方にとって、どんな人が、どんなことを考えて仕事をしている会社なのか。その判断材料になれば十分です。
問い合わせをいただく前に、私たちの考え方に触れておいていただけると、話が早いこともあります。逆に、読んでみて合わないと感じていただくのも、それはそれで一つの判断だと思っています。
毎日更新するとは約束しません。無理に格好のよいことを書くつもりもありません。仕事の中で立ち止まって考えたことを、折に触れて綴っていこうと思います。