有名な経営者に、スポーツにのめり込んでいる人が多いのはなぜだろう、とふと考えることがあります。
筋トレ、マラソン、トライアスロン、パワーリフティング。種目は色々ですが、共通しているのは、続ければ続けるほど数値が伸びていくという点だと思います。
数字に表れる、という共通点
経営という仕事も、突き詰めれば数字に表れます。売上、利益、成長率。日々の判断や積み重ねが、いずれ数値という形で答え合わせされる。スポーツの、記録が伸びていく感覚と、どこか似ているのかもしれません。
ゲームのスコアが伸びていくのを見るような、単純な楽しさもあるのだと思います。分かる気がします。
裏切らない、という安心感
経営には、自分の努力だけではどうにもならない部分が、どうしてもあります。市場、景気、人の縁。頑張ったからといって、必ず数字が伸びるとは限りません。
その点、体は正直です。トレーニングを積めば、遅かれ早かれ結果が返ってきます。裏切られることが少ない、という安心感が、経営者にとってはむしろ貴重なのかもしれません。不確実なことばかりの毎日の中で、確実に積み上がる何かを持っておきたくなる気持ちは、よく分かります。
肩書きが通用しない場所
会社の中にいると、良くも悪くも、周りが少し気を遣ってくれます。意見を通しやすかったり、評価が甘めになったりすることも、正直あると思います。
スポーツの世界には、そういう配慮がありません。タイムはタイムですし、上がらない重量は上がりません。肩書きが一切通用しない場所に身を置くことで、変な万能感を持たずに済む。そんな効果もあるのかもしれません。
サボっていたトレーニング
と、偉そうに書いていますが、正直、長らくサボっていた登山トレーニングを、そろそろ再開しなければと思っているところです。数字が伸びる楽しさは分かっていても、続けるのはやっぱり別の話ですね。
体力が資本、とはよく言ったものです。頭を使う仕事ほど、体の土台がなければ長続きしません。今度こそ、山に戻ろうと思います。