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100%は無理でも30%なら真似できる

CoCo壱番屋の創業者・宗次徳二さんのインタビューから。100%の真似は無理でも、30%なら真似できる、という話です。

先日、CoCo壱番屋の創業者・宗次徳二さんのインタビュー動画(M&A CAMPさんの動画)の内容を知る機会がありました。1時間43分と長い動画でしたが、経営者として背筋が伸びる話が多かったので、印象に残った部分をまとめておきます。

計画より、毎日の積み重ね

喫茶店から始まり、カレー専門店を1000店舗以上のチェーンに育てた方ですが、本人の口から出てくるのは、意外にも「行き当たりばったり」という言葉でした。ただし、その中身は、1年後に必ず達成する目標を立て、それを28年間繰り返すという、極めて地道なものです。現場主義とお客様第一を徹底し、値下げやコスト削減に頼らず、誠実に商売を続ける。派手な戦略はなく、日々の積み重ねと現場での気づきが、大きな決断につながっていったという話でした。

ちなみに、人生で唯一の失敗は、バブル期にゴルフ会員権を買ったことだと語っていたそうです。自分の失敗を数え始めたら、このブログの記事数が足りなくなります。

任せると決めたら、本当に任せる

53歳で引退した際は、役員も辞任して「ただの人」に徹し、後継の社長には口出しも相談も一切しなかったそうです。そのおかげで、事業承継後にストレスを感じたことは一度もなかったと語られていました。経営者にとって、自分が育てた会社を手放して任せきるのは、おそらく一番難しいことの一つです。言うのは簡単ですが、任せると決めたら本当に任せる覚悟が、人にも会社にも、いい結果をもたらすのだと思います。

お金は、社会からの一時預かり

引退後は、NPO法人を設立して寄付や清掃活動に取り組み、名古屋では雨の日も雪の日も、毎朝1〜2時間のゴミ拾いと花壇の整備を、17〜18年続けているそうです。資産も寄付先を決めて、最終的にはゼロにする方針で、その背景には「お金は社会からの一時預かり」という奥様の言葉があったとのことです。利益を出すことは、納税と社会貢献の最低条件であり、赤字経営は社会の役に立っていないことになる、という考え方も印象的でした。

100%は無理でも、30%なら真似できる

若い経営者へのメッセージは、「諦めずにやり続けること以外にない」というシンプルなものでした。最初からうまくいくことはまずないし、外部の人脈や予見に頼らず、誠実にコツコツ続けることが経営の本質だ、という話です。そして、100%の真似は無理でも、30%でも50%でも、できる範囲から真似をしてみることを勧めていました。早起きも、段階的でいいそうです。

ちなみに、宗次さんは毎朝3時55分に起きて、雨でも台風でも休まないそうです。30%を真似するなら、せめて3時55分に目覚ましをセットするところからでしょうか。止めて二度寝するところまでは、すでに100%再現できています。

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