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継続の方法を知らない不幸 – その2

前記事(継続の方法を知らない不幸 – その1)では、忍耐・努力・根性などといった精神論だけでは物事を継続することは出来ないと言うことを述べた。

最初に断っておくが、忍耐・努力・根性というものがまったくの不必要であるということを言いたいのではない。そんな苦しいしんどい思いをしなくとも、コツさえ掴めばもっと楽(あまり安易に使いたい言葉ではないのだが)な方法があるよということである。

さて、では実際にどうやれば物事は継続できる様になるのか?ボクは大切なことは以下の2点に集約されると思っている。

  • 行動をアシストする要素を組み入れる
  • 行動の障壁となる要素を排除する
  • 以上、もう少し詳細を添えると、

  • 行動をアシストする要素を組み入れる
  • アシスト、そう補助である。電動アシスト自転車と同じ理屈である。足でペダルを漕ぐという行為を電気の力でアシストするのと同じように、継続しようと思っている行動の補助になる要素を見つけて組み入れるのである。例えば、僕の場合であれば最近毎日半身浴をしているのだが、お風呂の入り口に色んな種類の入浴剤を並べたり、お風呂にもって入る冷水を常に冷蔵庫に準備しておいたり、防水テレビをお風呂に完備したりといったことがこれにあてはまる。要は、ちょっと躊躇した際に背中をポンッと押してくれる要素と言えばよいだろうか。そういったものを常に準備しておくと、重い腰も上がりやすいのではないだろうか。

  • 行動の障壁となる要素を排除する
  • 障壁、阻害要因と言い換えてもよいだろう。要は邪魔になる要素をとっぱらってしまえばいいのである。またしても、半身浴を例にとるが、半身浴には時間がかかるのである。最低でも20~30分は湯船に浸かっていなければならない。ともすれば、早く行動に映らなければ睡眠時間が削られてしまう。あぁ~明日も早起きせんとあかんのに・・今から半身浴なんてしてたら寝るのが夜中になってしまう・・といった状況に陥る要素を排除するのである。そう、早く帰ればいいだけのこと。

    こんだけ端折ると、行動科学の先生に怒られそうな気もするが、

      行動したくなる要素を増やして
      行動したくなくなる要素を排除する

    たったこれだけのことで、驚くほどに行動は継続するものである。そんなこと当たり前やないか、と思うかも知れないが、でも、この当たり前の事ができていないがために、三日坊主ができあがるのである。

    何かに感化されて一旦やる気にはなるものの、続いた試しがないというあなた、継続していこうと思っている行動をアシストする要素、その行動を阻害する要素の洗い出しから初めてみては如何だろうか?それらに気づけば、行動は驚くほどに継続するものである。

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    継続の手段を知らない不幸 – その1

    アイキューヴでは社員教育の一部を外部機関に委託し、セミナー受講という形で実施している。かなりの数のプログラムが用意されておりビジネススキルはほぼ包括されている。価格も非常にリーズナブルであり、中小企業にとっては非常にありがたい内容となっている。

    参考までに以下にリンクを付けておこう。
    イノベーションクラブ

    さて、この手のセミナーであるが、セミナーに参加すること自体に意義があるのではない。そこで得た気付き・知識が血肉として身につかなければ何の意味もないし、参加しただけで終わってしまったら、単に時間と金を浪費したに過ぎない。鼻くそでもほじりながら寝ていた方が余程マシである。

    どうやれば身につくのか?知行合一、真に知ることは必ず実行を伴うものであり、知と行とは表裏一体だ。と、言うことで、実行してなんぼ、継続してなんぼ、なのである。セミナーに限らず、読書も然り、他のメディアからの情報も然り。見たり聞いたり読んだりして一瞬わかった気になるのだが、それは真に理解したとは言いがたい。あくまでわかった気になっただけのことだ。

    とは言うものの、実行に移してかつそれを継続していくというのは思いのほか困難なものでもある。なぜ続かないのか?それは

    やり方がわからないから

    に他ならない。やり方さえわかってしまえば誰にだってできるはずである。世の中そんなに難しいことなど存在しない。また一度でもできてしまえば、それを二度、三度と繰り返すことくらい何てことはないはずだ。だからと言って、忍耐や根性で継続しようなどとは思わない方がよい。まして、家庭や会社で精神論を持ち出して、仕事や勉強を強要するなど愚の骨頂である。そんな非科学的な精神論で物ごとが継続できれば誰も苦労はしない。「日本男児たるもの…」などと説教をたれるオッサンには早々にお引き取りいただいたほうがよい。

    今の時代、用いるべきは行動科学である。
    次回に続く。

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