8 月 2008
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長所進展と短所是正

人は皆、長所と短所それぞれを持ち合わせている。どちらか一つしか持っていない人など存在しない。どんな人にも必ず長所は存在するし、短所も存在する。もっと言えば、ある人から見れば短所であると思っても、別の人から見た場合には長所だったりすることもある。ある意味、長所と短所は表裏であるとも言える。また長所短所に明確な判断基準など存在しないし、判断するのが誰か?によってもかわってくる。さらに、その数の多い少ないは何の問題にもならない。重要なのは本人がどれだけ自分を客観視できていて自覚できているかだと思う。

ビジネスの世界でも、経営戦略や事業計画をたてる上で、自社の強み・弱みを把握していることが非常に重要な要素となる。知識や能力がない分野に飛び込んで行ったところで、その成功確立は著しく低い。当たり前だ。やはり勝負事は自分の土俵でやった方がいい。その自分の土俵というモノが強みであり長所であるわけだ。ただ、この長所を自覚するのが意外に難しい。

某コンサルティング会社では「長所を伸ばすことの重要性」をコトある度に説いているが、これに異論はなくその通りだと思えるのだが、僕はそれと同様に短所を是正・改善することも非常に重要な要素であると思っている。というのも、長所なんてものはある程度放っておいても勝手に伸びていく可能性を秘めているものだからだ。だって自分が好きで興味があって没頭できることだからこそ伸びたんだから。それに対し、短所というモノは自分が嫌いやイヤで敬遠してきたからこそできあがってしまった結果なので、放っておくと事態はどんどん悪化していく。放っておくとかなり歪な人間形成をしてしまう可能性もある。なので嫌いなこと、出来ないこと、イヤなことこそ意識して改善していかないといけないんじゃないかと思うわけだ。

だから長所を伸ばす事は重要な事だけど、「短所是正より長所進展が重要」という図式はなりたたない。どっちが大事ということではなく、どっちも大事なのだ。そして、短所是正や長所進展をおこなうためには、自己分析→自己認識が重要だ。

そんな営業してていいんですか?

僕はもともと営業ではない。そんなことはどうでもいいことなのだが。。
一ヶ月半ほど前に中途採用活動について調べていて、某大手の採用会社に資料請求をした。資料が届いたのを見計らったかの様に(様にではなくキッチリ見計らっているのだろうが)、すぐに営業マンから連絡があり、「資料請求ありがとうございました。一度詳細な説明に伺わせてください」との連絡が入り(こころよく)来社いただく事に。
数日後に来社したその営業マンは、今をときめくダルビッシュ風のイケメン、超爽やか好青年だ。その日は時間的余裕があった事もあり、二時間近くも色々と話しをした。さすが大手有名所の営業マンだけの事はあり、その優秀さは話しの節々から伺えた。若いのにたいしたもんだと感心した。
さて話しはここからだ。こちらとしては無料の求人サイトやハローワークの利活用も検討していたし、その状況如何によっては大手会社のサービスを受けずともこと足りるかも知れないので、その旨を伝えて約一ヶ月後にお世話になるか否かの返事をさせていただくという約束をした。そして、何事もなく一ヶ月が過ぎ・・、JUST一ヶ月後に営業マンからの電話が鳴った。JUST一ヶ月後にである。
その間、何の連絡もなしである。「先日の説明に不足はなかったでしょうか?」とか「採用の状況は如何ですか?」とか「近所まで来ましたので・・」とか何かあるやろ?普通。まさか出来る営業マンは1回の訪問と1度の電話で成約に漕ぎ着けられるとでも思ってたのだろうか?営業という仕事をナメてませんかね?まぁ、この会社の営業スタイルはかなりの上から目線であるということは前々から聞いてはいたけど、会社として一切の無駄(全く無駄ではないのだが)を排除する様な、こうしたスタイルを教え込んでいるんであれば、それはそれで問題だと思うけどな。自社のサービスに相当の自信がある顕れなんだろうけど、そのうち足下掬われるよ。
サービス・商品の価値が大きな判断基準であるにはかわりはないけど、それ以外にも営業マンの誠意とか熱意とかそういったものが大きな要因になることだってある。自分がものを売り込まれる時のことを考えてみればいい。「うちの車は滅茶苦茶よぅ走りますよ、高いですけどね。安くて遅い車でええんやったらよそさんで買わはったらええんとちゃいますか?」みたいなことを言われて、「是非あんたとこのん買うわ」という様な奴がいると思う?おらんでしょ。僕なら金が腐る程あっても買いません。札束でビンタして捨て台詞吐いて帰ります(ウソです。そんな勇気はありません)。
なんか、こんな営業マン見てると利潤ばかりを追求する企業の嫌な部分を垣間見てる様で、気分が荒むね。企業として収益をあげていくことは大切なことではあるけど、私は金に結びつくことしかやりません的かつ、無駄な事は一切しない超合理主義者です的な奴とは付き合いたくないな。ベタでも泥臭くてもマインドで訴えかけてくるような熱い奴と付き合いたい。し、自分もそうありたい。
これを書いてて思い出したが、過去にあった営業マンで、初めて面談した後に自筆の手紙をもらった事があった。これにはいたく感動したものだ。インパクト絶大である。これをただの営業手法だととらえてしまっては味も素っ気もないのだが、やっぱりこういうベタでも気持ちの感じられる行為は嬉しいものだ。合理主義も結構ではあるが、削減した以上のものを損失している可能性もあるという認識はもっておいた方がいい。