ふと思いだしたのと、皆さんにも自問して欲しいので書き留めておく。
前職の時に受けた研修にて人材育成(に限らず企業も同じ)ポリシーとして「長所進展」ということを学んだ。
確かに、短所を是呈するよりも長所を伸ばすことの方が、現状肯定の延長線上なので効率的である。
ただ、その時「なるほどね」と妙に納得した反面「最低限、是正すべき短所もあるんじゃないのか?」という疑問が生じたのも事実。
ごく最近になって、たまたまこの話題について会話することがあり、以前からモヤモヤとしていた短所の扱いについて触れてみた。すると、目から鱗なお言葉をいただいた。「それは短所じゃなくて欠点ですね」と。
短所と欠点のどちらも、長所の反対的な捉え方をしてしまいがちだが、両者には明確な違いがある。以下の様に捉えると非常にわかりやすいと思う。
短所: 要求される最低限の水準を満たしてはいるが、とても長所とは言えないレベル
欠点: 要求される最低限の水準に達していないレベル
と言うことで、長所と短所は何をあらわしているかと言うと、最低水準から突き出た部分の”長さ”と考えればよい。
長所: 突き出た部分が長い
短所: 突き出た部分が短い
んで、何が言いたいかと言うと、短所であれば、別にあえて是正する必要はないけれど、もし欠点なのであれば徹底的に是正する必要があると言うこと。求められている水準に達していないのだから当たり前の話しである。
企業の成長戦略を考える際、人材教育の際、長所は何かを見極めて更なる磨きをかけていくとともに、(短所ではなく)欠点にも目を向け、穴埋め対策を施す必要がある。
繰り返す。短所と欠点は別ものである。企業も人も、長所、短所、欠点を明確に認識し、最短路線で成長スパイラルに乗りたいものだ。
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