失敗しないシステム開発会社の選び方 – その2
好評につき第二弾をお届けする。第一弾の超基本編では以下の三点をお伝えした。再度、整理しておく。
- 必ずコンペをとる
- 提案内容は必ずプレゼンさせる
- 企業訪問してみる
今回は、この他にもあるいくつかの重要なポイントについて説明しよう。
- 淡白なペラ一枚の見積書しか出さない会社はボッタクリの可能性大
- 意味不明なシステム用語で煙に巻く担当者は要注意
- 自社の強みを明確に説明できない会社
この業界に限った話しではないが、○○○一式: 100萬円みたいな見積書しか提示してこない会社とは絶対に付き合うべきではない。たとえコンペした中での最安価格であったとしても、一式幾らの見積しか出さない会社に発注することだけはやめた方がよい。最低限、機能毎や工程毎に細分化された見積書の提示を要求した方がいいだろう。また、どういった前提のもとに金額が算出されたのか、根拠の説明を受けた方がよい。説明の際に妙にそわそわしたり浮ついた言動をする担当者は、早々に見切った方が得策である。仮に説明の内容がよくわからなかったとしても、挙動の不審さを窺い知るくらいのことは、誰にだって出来るだろう。
そもそも、たったペラ一枚の紙しか作成しない姿勢自体、仕事に対する誠意がまったく感じられない。私に言わせればビジネスの基本姿勢がなっていない。そんな不親切な企業や人とは付き合わない方が身のためである。少なくとも、あなたのためを思って仕事に取り組んでいないことだけは確かである。
依頼者のレベルを見極めて、適切な用語を用いて説明をしてくれない、自分本意な営業マンやSEと付き合うと、かなりの確率でプロジェクトは失敗する。失敗に至らないまでも、相当なストレスの要因となることは間違いない。横文字だらけのシステム用語を連発して、上から目線で会話してくる営業マンやSEと付き合うと、プロジェクトが進行した段階になって技術論を盾に取り、要求事項の非実現性を訴えたり、追加コストを請求してきたりといったトラブルに発展する可能性もなきにしもあらずだ。わからないことを相手に伝えた時に、如何にわかり易く、如何に丁寧・親切に会話してくれるかは非常に重要なポイントだ。
あるいは、強みばかりを強調して弱みを一切見せない会社も要注意だ。「何でもできます。」と言い切る会社ほど、怪しいものはない。システム開発と一言で言うのは容易いが、その範囲たるや相当な広範囲に及ぶものである。業務系とウェブ系とではシステムの性質がまったく異なるし、エンジニアに要求される能力もまったく違う。業務系のシステムを構築する上では、システムの知識以上に業務知識が必要になる。一人のエンジニアが多岐に渡るノウハウをすべて保有しているなど本来あり得ない。これまた、業務と言っても非常に広範囲だ。メーカー、卸し、小売りではそれぞれ業務内容は異なる。同じ業種・業態であっても、業務の推進方法は会社によって様々だ。何でも知ってると言う人ほど、えてしていずれの分野に於いてもたいした知識を有していない。要するにその道のプロでないことは確かだ。仕事を依頼するのであれば、その道のプロに頼むべきである。
今日はここまで。



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